エグゼキューションで時代を未来へ。
創造力とは想像力、
そして行動力の先にある。
ナノスケールの素材が開拓する、
宇宙スケールの可能性。
カーボンナノチューブの一日でも早い社会実装。これが、わたしたち<カーボンフライ>の創業理念であり活動目標です。
エネルギーや医療、運輸、建設、スポーツ、あらゆる分野でカーボンナノチューブの普及は社会に劇的な進化をもたらします。たとえば、SF世界の夢物語であった軌道エレベータが実現すれば、宇宙が人々の生活圏となり、人類を待つフロンティアがまさに無限に拡大します。医療の分野でも優れた熱伝導性を利用したガン治療など最先端の研究によって、QOLの向上に大きな希望をもたらすことができるでしょう。地球温暖化対策の切り札と言われている水素利用においても、画期的な運輸・貯蔵方法を実現できる素材として着目されています。
さらにカーボンナノチューブとは純粋に炭素からつくられるため、排出されたCO2をリサイクルできる素材でもあります。製造過程で炭素を固定して酸素を放出するわけですから、森林植栽とおなじ効果を発揮します。カーボンナノチューブの量産を通じてCO2の排出、回収、再利用という資源サイクルを構築できれば、SDGsの掲げる持続可能な未来にも大きく貢献できるに違いありません。
たんなるサプライヤーではなく、
信頼のパートナーでありたい。
現在<カーボンフライ>が量産し、供給できるようになったカーボンナノチューブは、他では絶対に真似のできない品質です。素材としての期待値を、極限まで理論値に近づけたクオリティを利用して、さまざまな分野で技術革新を起こしてもらいたい。そのために必要な試料やデータは、いくらでも提供できます。
かといってわたしたちは、たんなる素材サプライヤーになりたいわけではありません。開発に協力した製品が生産段階になれば、カーボンナノチューブを製造する最新設備をまるごと協力企業に納入しても良いのです。そうすれば、生産計画にあわせて必要な量のカーボンナノチューブを自社調達でき、コストもリスクも最小限になるでしょう。わたしたちには設備稼働に応じたロイヤリティだけをいただくといったビジネスモデルも検討しています。
カーボンナノチューブの社会実装という目標に最短距離で向かうためにも、高度な技術力だけでなく、柔軟な想像力や迅速な行動力をそなえた企業であることを<カーボンフライ>はめざしていきます。