初の単独出展となった今回は、当社が研究開発を続けてきたCNT量産機Caltema®と、そのプロダクツを紹介。来場者の皆さまに当社CNTの優位性をアピールしました。
キービジュアルは、Caltema®のコンパクトなサイズ感と個性的なフォルムを、平面ながら奥行きを持たせた手法で表現しています。 
ブースは赤と黒を基調としたカーボンフライカラーをベースに、限られたスペースでの中で製品を身近に感じていただけるような表現に努めました。

汎用工業製品として類を見ないHBPP(ハイブリッドプリプレグ)をはじめ、スーツケース、キューブサット(小型衛星)などの製品も展示。実際にCNTのファイバー化の過程を体験していただける「ファイバーワインダー」は、来場者の大きな関心を得ていました。

シマダデザインのコメント
時代のあらゆるシーンを未来へ
最先端素材として幅広い活用領域が期待される高品質カ ー ボンナノチュー ブ。
その生産能力を圧倒的に高めつつ、 しかも驚くほどコンパクトに実現したCaltemaは、この夢の素材を早期実装していく上で大きな転機となるシステムです。しかもスタイリッシュに洗練されたフォルムや操作性とあわせて、時代の創造力をさらなる次元へと躍動させてくれることでしょう。
社会生活、 環境保護、 生命科学、 そして宇宙開発とさまざまな領域で活躍し、 人々を可能性あふれる未来へと誘う。そんなCaltemaのポテンシャルを表現したメッセージ＆ビジュアルです。

今回は、限られたスペースの中でインパクトをもたらすことと、商談スペースとしての機能バランスの取り方に注力しました。結果的に概ね好評でしたが、こうした展示会はコンセプトによって表現のプライオリティが変化することを念頭に置き、次回以降のブース表現に繋げていきたいと思います。